転職活動で必ず必要になる履歴書。「手書きとパソコンどちらで作るべき?」「何を書けばいいかわからない」という疑問を持つ人は多い。この記事では2026年現在の履歴書の基本ルールから各項目の書き方まで、まとめて解説する。
手書きとパソコン作成、どちらが正解か
結論:どちらでも問題ない。現在は多くの企業でパソコン作成の履歴書が受け入れられており、むしろ読みやすさの面でパソコン作成が好まれる傾向がある。
ただし、以下の場合は手書きを選んだほうが無難だ。
- 求人票に「手書きで提出してください」と明記されている
- 伝統的な業界・職種(冠婚葬祭、一部の和系企業など)
- 採用担当者の年齢層が高く、手書きを重視する可能性がある場合
迷ったらパソコン作成で問題ない。
履歴書のフォーマットはどれを使う?
厚生労働省が推奨する「JIS規格様式」が最もスタンダードだ。
- 厚生労働省のウェブサイトから無料でダウンロードできる
- リクナビNEXT・doda・マイナビ転職などの転職サイトでも無料配布している
- 転職エージェントを使う場合は、エージェント指定のフォーマットを使うケースもある
A4サイズ2枚が基本的な分量だ。
各項目の書き方
日付
提出日(郵送なら投函日、持参なら持参日)を記入する。西暦・和暦はどちらでも構わないが、書類内で統一すること。
氏名・住所・連絡先
楷書体で丁寧に記入する(パソコンの場合は読みやすいフォントで)。ふりがなは「ふりがな」の場合はひらがなで、「フリガナ」の場合はカタカナで書く。
写真
3cm×4cmが基本。3か月以内に撮影したものを使用する。
- スーツ着用・白または薄いブルーの背景が基本
- スマートフォンで撮影したものは避ける
- 写真の裏面に氏名を記入しておく
学歴
中学校卒業から記入するのが一般的。時系列順(古い順)に書く。
例:
〇〇市立〇〇中学校 卒業
〇〇高等学校 普通科 入学
〇〇高等学校 普通科 卒業
〇〇大学 〇〇学部 入学
〇〇大学 〇〇学部 卒業職歴
入社・退社を時系列順に記入する。「入社」「退社(自己都合退職)」「一身上の都合により退職」など、正確な表現を使う。
ポイント
- 会社名は略さず正式名称で書く((株)ではなく「株式会社〇〇」)
- アルバイト・パートは基本的に記入しなくてよい(ただし長期・正規雇用に近い場合は記入することもある)
- 最後は「現在に至る」または「以上」で締める
免許・資格
取得年月日の古い順に記入する。正式名称で書くこと。
よくある間違い
- ✗ 普通免許 → ○ 普通自動車第一種運転免許
- ✗ 英検2級 → ○ 実用英語技能検定2級
- ✗ TOEIC → ○ TOEIC L&R TEST(スコアを記入)
志望動機
3つの要素を盛り込むのが基本だ。
- なぜその会社を選んだか(企業への動機)
- 自分が何を貢献できるか(強み・経験)
- 入社後に実現したいこと(未来の話)
NG例:「御社の理念に共感しました。一生懸命頑張ります。」→ 具体性がなく印象に残らない
OK例:「前職で〇〇の経験を〇年積んできました。御社では〇〇事業が拡大しており、この経験を活かして〇〇に貢献できると考え志望しました。」
自己PR
強みを1〜2つに絞り、エピソードと結果を交えて書く。
「コミュニケーション能力があります」だけでは弱い。「前職では〇〇チームのリーダーとして〇人をまとめ、プロジェクトを期限内に完了させた」など、具体的な場面を書く。
本人希望欄
「貴社規定に従います」が基本。ただし、勤務地や就業時間など絶対に譲れない条件がある場合は、礼儀正しく記入してよい。
提出前のチェックリスト
- [ ] 日付は提出日になっているか
- [ ] 誤字・脱字はないか
- [ ] 写真は3か月以内のものか
- [ ] 資格・免許の正式名称が正しく書けているか
- [ ] 志望動機は応募先に合わせて書いているか
- [ ] 空欄はないか(空欄がある場合は「特になし」と記入)
- [ ] 印刷はきれいか・インクかすれはないか
よくある質問
Q. 修正液(ホワイト)を使ってもいい?
手書きの場合、修正液の使用は原則NG。書き間違えた場合は最初から書き直すのが基本だ。
Q. 職歴が多い場合、すべて書く必要があるか?
基本的にすべての職歴を記入する必要がある。短期間の職歴も省略しないほうがよい。
Q. パート・アルバイトは職歴に書くべきか?
正社員・契約社員・派遣社員の経験を中心に書き、パート・アルバイトは基本的に省略してよい。ただし長期間の場合は書いても問題ない。
まとめ
- 手書き・パソコン作成はどちらでも可。現在はパソコン作成が主流
- フォーマットは厚生労働省推奨のJIS規格様式が安心
- 各項目は正式名称・正確な日付で丁寧に記入する
- 志望動機・自己PRは応募先に合わせてカスタマイズする
転職活動で履歴書に悩んだら、転職エージェントのキャリアアドバイザーに添削を依頼するのも効果的だ。無料で丁寧にアドバイスしてもらえる。

