副業や在宅ワークを始めようと思ったとき、「クラウドワークス」と「ランサーズ」はよく名前が挙がるクラウドソーシングサービスだ。どちらも無料で始められるが、仕組みや使い勝手に違いがある。この記事では両者を比較して、初心者がどちらを選ぶべきかを解説する。
クラウドソーシングとは
クラウドソーシングとは、仕事を発注したい企業・個人(クライアント)と、仕事を受けたいフリーランス・副業ワーカーをつなぐオンラインプラットフォームのことだ。
- クライアントが仕事を登録する
- ワーカーが応募・受注する
- 納品・報酬受け取りまでプラットフォーム内で完結する
クラウドワークスとは
2012年に設立された国内最大級のクラウドソーシングサービス。登録者数・案件数ともに業界トップクラス。
クラウドワークスの特徴
- 案件数が多い:ライティング・データ入力・デザイン・プログラミングなど幅広い
- 初心者向け案件が豊富:単価は低めでも量が多く、実績を積みやすい
- コンペ形式とプロジェクト形式の両方がある
- 手数料:報酬の約5〜20%(報酬が高いほど手数料率は低くなる)
クラウドワークスに向いている人
- 副業の第一歩として手軽に始めたい人
- ライティング・データ入力・アンケートなど軽作業から試したい人
- 案件数の多さを重視する人
ランサーズとは
2008年に設立された、クラウドワークスと並ぶ国内大手クラウドソーシングサービス。「認定ランサー」制度など、スキルの可視化に力を入れている。
ランサーズの特徴
- スキルの認定制度が充実:認定ランサーになると案件受注が有利になる
- 単価がやや高めの案件が多い傾向がある
- 直接契約機能が使いやすく、リピート案件を獲得しやすい
- 手数料:報酬の約5〜20%(クラウドワークスと同水準)
ランサーズに向いている人
- スキルをアピールして単価の高い案件を狙いたい人
- デザイン・マーケティング・専門スキルを持っている人
- 長期契約・リピートクライアントを獲得したい人
クラウドワークスとランサーズを比較
| 項目 | クラウドワークス | ランサーズ |
|---|---|---|
| 案件数 | 業界最多 | 豊富 |
| 初心者向け案件 | 多い | やや少なめ |
| 単価の傾向 | 低〜中 | 中〜高 |
| スキル認定制度 | なし | あり(認定ランサー) |
| 使いやすさ | シンプルで直感的 | やや複雑 |
| 手数料 | 5〜20% | 5〜20% |
初心者にはクラウドワークスがおすすめな理由
副業・在宅ワーク未経験の人には、まずクラウドワークスから始めることをおすすめする理由が3つある。
1. 初心者向け案件の数が圧倒的に多い
データ入力・記事執筆・アンケート回答など、スキルや実績がなくても受注できる案件が豊富にある。最初の1件目のハードルが低い。
2. 実績がゼロでも応募しやすい
実績ゼロでも応募できる案件が多く、少額でも仕事を受けることで「評価・レビュー」を積んでいける。評価が積み重なれば、次第により高単価な案件に挑戦できるようになる。
3. 画面がシンプルで使いやすい
サービスの画面構成がわかりやすく、登録から案件応募までスムーズに進められる。
両方登録するのもあり
クラウドワークスで実績を積みながら、並行してランサーズでも案件を探すという使い方もできる。登録は両方無料のため、最初から両方に登録しておくのも選択肢だ。
特にデザイン・プログラミング・マーケティングなどの専門スキルを持っている場合は、ランサーズのほうが高単価案件を獲得しやすい傾向がある。
副業で稼ぐためのコツ
実績を早く積む
最初は単価にこだわらず、まず実績とレビューを積むことを優先しよう。評価が積み上がれば受注率が格段に上がる。
プロフィールを充実させる
顔写真(アイコン)・自己紹介文・スキルをしっかり記入する。プロフィールが充実しているだけで、クライアントに安心感を与えられる。
提案文を丁寧に書く
コピペの提案文は見抜かれる。クライアントの仕事内容をよく読んで、「なぜ自分がこの仕事を担当できるか」を具体的に書こう。
まとめ
- クラウドワークス:案件数No.1、初心者向け案件が豊富、まず始めてみたい人向け
- ランサーズ:スキルを持つ人向け、高単価案件も多め、認定制度でスキルをアピールできる
- 副業初心者はクラウドワークスからスタートし、慣れてきたらランサーズも併用するのがおすすめ
副業の第一歩は、まず登録してみることだ。実際に案件を眺めるだけでも、どんな仕事が需要があるかがよくわかる。

